DMの発送は若者層にも効果的?

総務省の調査によると、日本全体の世帯数のうち94.8%が何らかのデジタルデバイスを持っています。そのうち75.1%はスマートフォンを、72.5%はパソコンを所有しており、スマートフォンがパソコンの保有率を上回りました。今や国民のほとんどがデジタルデバイスを利用して生活をしていると言っていいでしょう。

そんなデジタルデバイス全盛期を言われる現代、宣伝をするにもデジタルテクノロジーを利用した方が良い、と盲目的に考えていませんか?実は、アナログな広告手段も使い方次第で効果的な広告手段となりえます。今回は、そんな紙のDM(ダイレクトメール)の効果的な利用方法等についてご紹介します。

どんな層に向いている?

紙のDMが効果的な相手として代表的なのが、デジタルに疎いとされているシニア層です。しかしながら、全てのシニア層がデジタルに疎いかというとそうではありません。確かに年齢を重ねるごとにインターネット利用率は減少しますが、インターネット利用率は60歳~64歳では81.2%。80歳以上の年代でもインターネット利用率は20.1%と、けっして「シニア層=デジタルに疎い」というわけではありません。

とはいえ、シニア層はインターネット上の情報よりも紙媒体となっている情報を信じる傾向にありますから、紙のDMが有効であるということは変わりません。

一方、シニアの対極に位置する若者にこそデジタルでアプローチするべきだ、とお考えかもしれませんが、現代の若者はウェブブラウザに氾濫する広告はコンテンツブロックアプリなどを導入し、電子メールDMは読まずに一括削除ということも珍しくありません。つまり、そもそも広告を見ていない可能性があります。特に現在はLINEをはじめとしたインスタントメッセージアプリも豊富にあるため、電子メールなんて頻繁に確認しない、ということもあります。

このような若者へのアプローチにも紙のDMは有効的です。たとえば季節に合わせた大規模なディスカウントセールなどは紙のDMで告知する方が効果的でしょう。

その他にも、年代を問わず契約や商品購入をしたお客様やリピーターのお客様には折に触れて季節のあいさつ等のDMを出すことをおすすめします。個人間での手紙のやり取りが下火となって久しいからこそ、たとえ企業からであっても季節のあいさつやお礼状が来ると嬉しいものです。

DMのコスパを高めるには?

紙のDMはシニア層の他にもアプローチの方法があるということはご理解いただけたでしょうか。それでは次に、DMに限らず、広告を打つ上では避けては通れない「コスパ」について考えましょう。

デジタルを活用した宣伝やアプローチに比べ、紙等を利用するアナログなアプローチはどうしてもコストがかさむ傾向にあります。DMに必要なコストを下げるためには、思い切ってDM関連業務を代行してくれるサービスへ依頼することもひとつの方法です。DM関連業務の代行には様々な業者がありますが、こちらのDM発送業者のようにDM関連業務を専門に行っている業者を利用すると良いでしょう。DMに対する知識が豊富であるため、想定以上のコストカットができるかもしれません。