テレビCMでインパクトを残すには?

若年層へのテレビの影響力は低減したと言われていますが、それでもまだテレビの力は偉大です。広告という意味でテレビCMは非常に効果的ですし、日本のTwitterユーザーの実に5人に4人がテレビを見ながらツイッターをし、そのうちの75%がテレビ番組に関するツイートをしているとの調査結果も出ています。

さて、冒頭でも述べたように、テレビCMは非常に印象に残りやすいです。概ね15秒か30秒で、商品名やサービス名を端的に伝えるものがほとんどです。たとえば、2018年からサービスを開始した電子決済サービス「paypay」は、芸人の宮川大輔さんを起用した独特のダンスと歌で非常に有名になりましたよね。あのCMのおかげで認知度が上がり、今や日本でpaypayの名称を知らない人はいないでしょう。

CMというのは基本的に同じ商品、サービスであっても定期的に内容を改定しますが、実に20年以上も映像が変わっていないCMがあるのをご存知ですか。それはピアノの買取業者である「タケモトピアノ」のCMです。あのCMが流れると赤ちゃんが泣き止む、ということで一時期話題にもなっていましたね。

現行のCMでも話題には事欠きませんが、主にネットでは、ある理由から放送できなくなったCMを好む人たちがいます。「放送中止 CM」などでグーグル検索等をすればすぐにアーカイブが出てきますし、一部の動画サイトでは「放送禁止CMツアー」というタグで、様々な理由から放送禁止・中止になってしまったCMを見ることができます。

このように長い間話題になるCMと、そうでないCMの差はなんでしょうか。様々な要因が絡み合っているため、「これだ」と原因を特定することはできませんが、印象に残るテレビCMという点を考えると、映像に動きがあると良いと思われます。

たとえば、先ほども述べた「paypay」のCM。あのCMで流れたダンスは「paypayダンス」として、練習動画すらも挙げられているほど印象に残っています。CMの一要素として、ダンスを使うのは効果的であると推測できます。

でも、プロのダンサーや振付師を直接雇用するのは大変ですし、経費も掛かりますよね。そんなときは、ダンサー派遣を利用すると良いでしょう。たとえばヒップジャイブでは、先述のpaypay CMでダンスを踊っていた商店街の女性役のダンサーさんなどを派遣しています。ダンサーを効率的に利用して、話題になるCMを作りませんか。